呑みなれた味を神山の米と水で!
神山の味2020【山廃】できました

日本酒プロジェクト

『神山の味2020 山廃』 出来ました!どうも農園係の渡邉です。今年で酒造りも三年目。去年最初から最後まで関わり「俺が作った!」と言わんばかりに地元の友だちに配ってきました。

人に会う口実が出来て、距離ができ始めた友だちにまた会えたのが嬉しかったです。徳島で何をしているのか、そんな近況報告と共に酒があるのはいいですね。今回もまた色々な人にお世話になったので送るのが楽しみです。

今年の酒造りですが、まずはお米に関して。今年も”日本晴”という品種を選びました。圃場はは鬼籠野地区。去年とほぼ変わりませんが、病気に強いはずの日本晴が長雨と追肥のやりすぎでいもち病にかかってしまいました。予想より収量は減りましたが目標量は確保でき一安心。

また、米の削りを去年より20%増やし、精米歩合70%にすることで、よりスッキリ、よりクリアな味を目指しました。なぜなら今年のお酒のテーマは大衆酒。「呑みなれた味を神山の米と水で」をコンセプトに、選んだ酵母は「協会七号」。味が出しやすい酵母で日本晴との相性も良いようです。酵母とお米どちらも昭和の頃に人気があったもので、王道で教科書通りのお酒になりそうです。

去年は男三人でドタバタの酒造りでしたが、今年はかま屋から青ちゃんが参加しました。しっかりした青ちゃんのお陰でスイスイ進みました。お世話になる酒蔵は昨年と同じく三芳菊さん。毎年変わるフードハブの酒造りを一緒に楽しんでくれています。お水は神山スキーランドホテルさんの湧水を汲ませて頂きました。

異常気象で農家は夏の長雨に悩まされましたが、蔵人さんからは今年もキレイなお米だとお褒めのお言葉。お米の粒がキレイに揃っていると柔らかい味になるそうです。杜氏さんは暖冬で樽の温度管理に奔走してくださったそう。暖冬で温度が高くなると酸が出てすっぱい日本酒になってしまうため、冷却するためにタンクを冷水で冷やして温度を下げます。

そんなこんなで搾りの日。おっきなアコーディオンみたいな濾過器から出てきたお酒。

まずは香りを楽しみます。すごくフルーティーな香り。次に試飲。最初は酸がキツめだなと思いました。しかしそれも搾りが進むうちに落ち着きスッキリとした味になってきました。「女性が好きそうな味」とは、呑んだ皆の感想です。これなら和食でも洋食でもいけそう。

去年はチャレンジの酒、今年はクセを押さえた王道にしたいというフードハブの要望を三芳菊さんは受け入れてくれました。杜氏さん曰く「料理人と一緒でオーダーを聞いてそれを届けるのに自分の技術を使う。去年も今年もどっちも楽しかったです。」との事。さすがプロフェッショナル。皆さんにも是非飲み比べてもらいたいです。個人的には70%まで削ったけどお米の味が感じられるなかにも山廃の複雑な味も出ていて美味しいと思います。3月15日にかま屋でお披露目会開催します。是非とも皆さんに呑んでもらいたいし、お酒の感想をお聞きしたいです。合う料理なんかもこれから探していくのが楽しみです。

みんな来てねー!!

この日誌を書いた人

渡邉啓高

農園係(米・麦・果樹担当)
渡邉啓高 (ひろたか)

農園係/DIY係。神奈川県出身。ダンサー。新規就農者。2015年に神山に移住。自然と遊ぶ生活を楽しみながら日々を過ごす。農業はエンターテイメント。

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