ちえちゃんの あんな野菜、こんな野菜
「白菜」(2020年2月号)

ちえちゃんのあんな野菜、こんな野菜

絵:大東千恵
絵:大東千恵

真冬に向けて、残暑から白菜づくりが始まります。

栽培初期に緑色の外葉が光合成して葉をどんどん育て、気温が15〜17℃、葉が20枚程度になると結球を始めます。種まきが遅いと葉の生育が不足したり、虫食いが多いとスタートが出遅れて結球のタイミングを逃してしまいます。12月に巻いていなければ、もう絶対結球しない頑固者。結球しなかった緑色の葉は、ほのかに苦く青臭いので、春までほったらかしにして菜の花を待ちましょう。


頭を押さえて固く締まっていたら食べ頃です。白菜は植わったまま保存しましょう。外葉で包んで上部を紐でしばることで、中の葉を凍結から守り、長持ちします。凍ったまま収穫すると傷んでしまうので、気温が上昇して解凍されてから収穫してくださいね。


白菜も寒さに当たると、甘みが増して一層美味しくなりますね。どんなお料理にも使える優秀さ。煮込むととろけるやわらかさ。じわじわ味の染みた白菜はご馳走です。そしてほとんどが水分で低カロリー。お腹に優しくて満たされますね。大玉で使いきれない時は、中心の葉から先に使いましょう。外葉に栄養がとどまり、最後まで美味しく頂けます。

とっておきの味わいは、白菜の菜の花!白菜を育てる人が知るお楽しみ。白菜って、思っている以上に奥深く魅力的なお野菜なんですよ!

この日誌を書いた人

大東 千恵

八百屋係/農園係
大東 千恵 (おおひがし ちえ)

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