2017年9月29日(金)
「かま屋 通信」ができました!

私たちの正直な今を、自分たちの言葉で毎月お伝えする「かま屋 通信」をつくり、神山町内限定ですが、徳島新聞の折込チラシで配布いたしました。
【PDF版はこちらからどうぞ!】
本誌には、農業長 白桃の挨拶文が掲載されていますが、今回「ボツ」になった支配人のものもここで掲載しますw。
はじめまして。フードハブ・プロジェクトです。
フードハブでは、「かま屋」という食堂や「かまパン&ストア」というパン屋をやっていますが、私たちは神山にできた新しい「農業」の会社です。
私たちには、夢があります。
神山の小学校の子供たちが、神山在来の野菜や餅米、小麦を育て、種を受け継いでいくという夢。城西高校 神山分校(農業高校)の生徒たちが、神山で農業を学び、神山で就農していくという夢。新たに農業を志す若者が、神山で農業をやり、神山の田園風景を受け継いでいくという夢。
「神山で農家になる」そんな子供たちが地域で育ち、これまで、神山の農家さんたちが受け継いできた農地を、次の世代につないでいくという夢です。
私たちには、夢があります。
どこかのだれかが作ったパンじゃなくて、神山のパン職人が、毎朝焼く食パンが毎日食べられるという夢。地域の農家さんが育てた、新鮮な野菜が、毎日美味しく食べ続けられるという夢。「神山の味」を知るお母さんたちが、若い世代の子たちに料理を教え、その味をつないでいくという夢。
「神山の味」が受け継がれ、新しい味も育っていく。そんな当り前の日常をつないでいくという夢です。
これが私たちの希望です。
フードハブ・プロジェクトでは、神山の綺麗な山水と豊かな土で、おいしいお米や野菜を育てられる若い農業者が働いています。子供たちの食育を担う先生や管理栄養士が働いています。神山で育った小麦で、おいしいパンが焼けるパン職人が働いています。神山で育ったお米と野菜で、おいしいご飯が作れる料理人が働いています。それを神山のみんなで食べることで、神山の農業が次の世代に受け継がれて行くと信じています。
合い言葉は「地産地食」。
地産地食を合い言葉に「かま屋 通信」を毎月フードハブのみんなで書いて、みなさんにお届けしていきます。
神山で育てて、神山のみんなで食べる。
神山の農業を食べて支えてください。食堂の「かま屋」とパンと食品の「かまパン&ストア」でお待ちしております。
神山の農業に夢を。神山のおいしいに希望を。