2017年7月28日(金)
神領小学校3年生「大豆プロジェクト」前編
食育係:樋口です。
小学校は夏休みに入り子どもたちの姿は学校にありません。畑をそっと覗いてみると、1学期に蒔いた大豆の種がすくすく成長していました。
子どもたちがいない夏休みの間も、先生方が水をやって世話をしてくれています。ありがとうございます。
今年も3年生の「大豆プロジェクト」が始まりましたが、実は昨年度も神領小学校3年生では、大豆を通した授業が繰り広げられていました。昨年度の活動を振り返りながら、少しご紹介したいと思います。
昨年の取り組み(神領小学校3年生)
国語科「すがたをかえる大豆」を学習した子どもたちから、自分たちもやってみたい!との声があがり、フードハブも一部かかわりながら、総合的な学習の時間「大豆のすがた、大へんしん!」の学習に参加させてもらいました。学習のなかで、社会科、算数科、国語科、理科…様々な学びのかけらを散りばめられていて、参加させてもらいながら、ワクワクしっぱなしでした。
神山町内で有機農業をされている川上さんの大豆(鞘ごと)と、同じく今津さんの大豆を分けてもらい、鞘から大豆をとって、重さをはかったり、それぞれの重さを足したり、お支払いする大豆の価格を計算したりして、大豆を手に入れたのです。
活動を通して、生き生きと、楽しみながら学んでいる子どもたちの表情がとても印象に残りました。
豆腐づくりは隣村の佐那河内でおいしいお豆腐を作られている(有)村のおっさん・桑原さんから教わりました。プロの豆腐職人さんの「おいしく作るコツ」を間近で見聞きしながら、ふるふる食感のなめらかなお豆腐づくりを体験しました。
今年度の3年生、始まりました。
そして、今年度。
7月7日の七夕の日に、町たんけんの一環として、3年生の6名がフードハブの畑を見学にやってきました。
近づいてよーく見てみると、バナナじゃないよ。笑。ズッキーニ。
畑のズッキーニを初めて見た時、わたしはかなり衝撃を受けましたが、子どもたちにはどううつって見えたのでしょうか。
隣のトマト畑に移動して、トマト狩りのはじまり〜。
フードハブの畑は、少量多品目の野菜が植えられています。中には珍しい野菜も。
「食べてみる?」と尋ねると、すぐに口に入れて味を確認する子どもたち。食べて、味の感想を言い合っていましたが、「うまい!」「おいしい」という言葉がなんども聞こえてきて、わたしたちも嬉しかったです。
豆を生で食べる経験って、なかなかないですよね?
実はわたしも豆の生食は初めてで。甘みがあって、おいしかったです。
きれいな色のインゲン豆もあったのですが、何人かの子どもたちは、大切に家に持って帰っていました(かわいい)。
「植えてみたい!」という子どもたち。
次回は大豆の種をまくことになりました。
大豆の種をまきました。
7月13日。
学校の裏側の畑に、大豆の種をまきました。
今回は、直播き。種をまく前に、芽が出てきやすいように、わかりやすいように、畑を整えました。
準備ができたので、いよいよ種まき。
農園係の大東から、「大豆のおへそ」の話を聞きました。
大きくなりますように!
その後、先生から連絡があり、芽が出ました!との報告を受けました(ほっ)。
暑い中、順調に成長している大豆たち。夏休み明けに子どもたちはどんな反応をするのでしょうか。楽しみです。