2020年10月19日(月)
「小さいものと、小さいものを、つなぐ」
かま屋に「エタノホ」の新米が登場しました。
10月14日(水)から18日(日)までの5日間、かま屋のランチに神山町の江田集落で育まれたお米「キヌヒカリ」が 登場しました。▶︎ イベントページ「知って、食べて、たがやそう。」
かま屋から車で15分ほど行った場所にある江田集落。そこで米づくりをしているのが「エタノホ」のメンバー。彼らは仕事を持ちながら余暇時間で米づくりに励む「小さな農業」の実践者であり、つくり手です。彼らの姿勢に感化され、畔づくりから参加させてもらいながら、手間暇かけた地道な作業を追い続けてきた数ヶ月。わたし自身が、エタノホの新米をかま屋で味わってもらえるこの5日間を心待ちにしていました。
「エタノホ」の新米にあわせた週替わりメニューはこの通り。
この投稿をInstagramで見る
5日間、これまでにない賑わいをみせ、多くの方にかま屋のランチを味わっていただけたこと、うれしく思っています。かま屋・かまパン&ストアの日報にはメンバーのこんなコメントがありました。
- エタノホ期間は、町内の方が明らかに増えています。 みなさん展示や写真、卓上の文章を読まれて、「ごはんもとっても美味しい」と帰られます。
- 普段あまり来られない方も「エタノホだから」と来てくださっている感じはあります。
- パッケージがきれいなこともあり、テーブル前で立ち止まられた方は手にとっていただけたり写真など見られています。最近遠方からのお客さまが多く、江田集落の場所のご質問もありました。
これを機に「エタノホ」を知ったという方も多くいらっしゃったと思いますが、つくり手たちを知っているからこそ食べに来た、という方もたくさんいらっしゃって。うれしかったのは、上分地区(含 江田集落)から初めてかま屋に足を運んでくださった方がいらっしゃったということ。
“つくり手” からはこんな声が届きました。
- 多くの人に食べてもらえる瞬間を見られるのは感慨深い。
- 顔が見える食事を通じて地域が小さくつながっていったら嬉しい。
- 「小さな農業」をどう伝え、味わってもらえるのか考えさせられる1週間だった。
- 周りの人が、自分が育てた米を食べている、その中にいられるのがよかった。思わず、育てているときの風景が目に浮かんできた。
- これからも “旬の味” を届けることとあわせて、生産者の思いや生産場所(風景)を届けていきたい。
まちの人たちが集い、もぐ(料理長)の作るシンプルな料理を味わう。「おいしかったよ」とつくり手に伝える。小さなまちで、つくり手の顔を思い浮かべながらおいしいごはんを食べること。食べた実感を近くの人たちと共有できる時間。なんともあたたかい循環じゃないですかー。
▶︎ エタノホ オンラインストア