2019年6月20日(木)
ストローでつくり隊、集まりました。
食育係の樋口です。
フードハブで栽培していた小麦の収穫が終わりました。この小麦は白桃(FHP農業長)の家で自家製の味噌や醤油にするために70年以上継がれてきた小麦です。
城西高校神山校の1年生がこの小麦を手刈りしました。今回収穫した種の一部を保管し、秋には別の場所(使われていない畑)をお借りしてこの小麦を栽培しようと準備を進めています。
収穫した小麦は、選別し、かま屋の奥にある石臼の機械で製粉され(地道な作業)、パン職人や料理人らが手を加え、パンやおやつになってみなさんに届きます。
それだけではなく、残されたたくさんの麦藁がストローとして使えることを知りました。しかも、誰でも簡単につくれることがわかったんです。ストローって、もともとは「麦わら=straw」そのもの。
そんなわけで、本日、第1回目の「ストローでつくり隊」の時間を持ちました。
言葉どおり、ストロー(麦わら)を使って何かを作ってみたい人たちが集まる場です。
個人のfacebookで呼びかけたところ、KULUSKAの藤本さんご夫妻、近藤奈央さん、織田智佳さんなど…夏の「地産地食の学校」を一緒に開く案内人の方々が一堂に会する時間になりました。
*月末には、夏の「地産地食の学校」をご案内できそうです。お楽しみに。
13時過ぎから17時くらいまでかま屋の外の机を「麦わらスペース」にし、道ゆくお客さまたちにもお声がけしながら、9名が手を動かしました。
かま屋で食事を終えた常連のお客さまに「うわー、こんなことしてるんやー、いいわいいわ、今はプラスチックが主流やもんねーいいわー」って言われてちょっとうれしくなるという。
ストローをつくる方が多かったのですが
かわいらしいヒンメリを作られたのは直紀さん。
かんざしにもなりました(これは思いつかなかった)。
その後、かま屋カフェで休憩。
“すだちハニーラッシー”、作ったばかりの麦わらストロー添え。
まだまだ麦藁はたくさんあります。「ストローでつくり隊」、今後も開催予定です。今回来られなかった方々も、次回ぜひ。
#ストローでつくり隊
先日収穫した神山小麦(70年以上継がれているもの/無農薬・無化学肥料栽培)の藁をストローにしてかま屋で使っているのですが、いい感じで使えます。作りたい人、作りませんか?の会。
せっせと作れば1時間で100本近くつくれます。
もちろん、作ったものはそのまま全部お持ち帰りください。ストローを持ってかま屋でお茶していただいても◎
ゆるゆるとやっておりますので、ふらっとお気軽にお越しください。
場所:かま屋外のテラス付近
持ち物:ハサミ、バケツ(洗うのにあると便利)、など
*こちらでは麦藁のみ準備します。
次回開催は未定ですが、月一回くらいできればいいなぁと思っています。