<ご報告>
【地産地食の学校_16】
あづま袋をつくろう〜神山で譲り受けた布地を使って〜

<ご報告><br/>【地産地食の学校_16】<br/>あづま袋をつくろう〜神山で譲り受けた布地を使って〜
場 所
かま屋
日 時
9月21日(土)14:00~16:00

◆案内人
藤本直紀さん(KULUSKA)

◆参加費
¥4,860(税込)
(WS代、お茶とおやつ付き)

◆定員
10名さま

◆受付は終了しました。

【地産地食の学校】は、神山の農業を次の世代につなぐ会社 Food Hub Project が、農業や食にまつわるつくり手をお招きし、その方々が学びの「案内人」となる食育学校です。

ゲストが教えるのではなく、つくり手としての現在の景色をみなさんと共有し、参加者も自らの専門性を携えながらお互いの見識を広げる。みんなで学び合う場にすることで、様々な地域で「地産地食」を一緒に推し進めていけたらと考えています。

箸袋づくりでもご協力いただいた藤本直紀さん(KULUSKA)を案内人にお迎えし、参加者のみなさんとあづま袋をつくりました。当日の様子をお伝えします。

藤本直紀さん

「あづま袋をつくろう」当日の様子

会場となった かま屋  店内では「世界のカレーこんにちは!」のイベント開催中でした。

かま屋前の庭では、かま屋で食べているお野菜(里山の会さん、つなぐ農園)の生産者さんたちがマルシェを開いていたり、

かま屋カフェでもお出ししている豆ちよ焙煎所の孝子さんがコーヒーを淹れてくださったり、

他にも出店者のみなさまがブースを設置してくださっているなかでの「地産地食の学校」の開催。お祭りのように賑わう敷地内で、お弁当やパン、野菜を入れるのにぴったりサイズのあづま袋をつくりました。

あづま袋に使う素材は、古民家や縫製工場から出てきた生地。直紀さんが解いて洗って使える状態にしてくださっているなかから、好きなものを選びました。

どれにしようかしら。

「祖母がよく着ていた柄で懐かしい」「前にみた時から狙っていた生地」…ここで巡りあった生地も何かの縁。生地を手に、採寸、裁断していきます。

そして、ちくちく。手でもミシンでも。

完成!あっという間。

かまパン2斤サイズで完成。

大きめのあづま袋に、同じ生地で紐をつけて肩掛けに。

かまパン2斤サイズ。次回お越しの際はぜひこのあづま袋で!

半分にしたサイズで小さめのあづま袋を二つ。お弁当箱サイズです。

会の締めくくりはやまちゃん(おやつ係)のおやつの話。今回のおやつはかぼちゃのプリンでした。かぼちゃは、外のマルシェに出ていた上地さんのかぼちゃ。生産者の姿が見えると、いつもよりおやつとの距離が近くなる気がします◎

「自分でつくる」ことが意外とかんたんで楽しいものだ、と思える時間でした。つくったあづま袋が、それぞれの場所で活躍しますようにー。

「衣」と「食」の違いはあれど、神山で暮らす人たちの着物地を、こうして別のかたちにかえて使い続けていくことは、地域で育てた野菜を地域で食べることに取り組んでいるフードハブの活動と重なる部分もあるように感じています。選ぶこと、使うこと、なおすこと。食べ物だけでないモノの「消費」の仕方も、今回の「地産地食の学校」を通して考えていきたいテーマです。

地産地食の学校「一からつくるお弁当」

今年度は「一からつくるお弁当」をテーマに、地産地食の学校(神山産のものづくり)を企画しています。ご興味があれば、別の回もあわせてどうぞ…!

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