<ご報告>
【地産地食の学校_14】
箸袋をつくろう〜神山で譲り受けた布地を使って〜

<ご報告><br/>【地産地食の学校_14】<br/> 箸袋をつくろう〜神山で譲り受けた布地を使って〜
場 所
かま屋
日 時
8月10日(土)14:00~16:00

◆案内人
藤本直紀さん・あやさん(KULUSKA)

◆参加費
¥3,240(税込)
(材料費、お茶とおやつ付き)

◆定員
10名さま

◆お申し込み
要予約
こちらのサイト内のフォームよりお申し込みください。

*「地産地食の学校_14」は終了しました。こちらは、開催日の様子を含めた報告レポートです。

今回の案内人は、藤本直紀さん・藤本あやさん(KULUSKA)です。

KULUSKA(クルスカ)の詳細は こちら をご覧くださいね。

Food Hub Project の有志で進めた「ちくちくの会〜エプロンづくり〜」にもご協力いただきました。型紙を作ることなく手を動かして作る作業工程はとても新鮮。それぞれのからだや気持ちにぴったりと寄り添うエプロンが完成する…予定(報告はまた!)。

心地よいものづくりの場をこれまでどんなふうにつくってこられたのか、お二人の思いや現在の神山での暮らしについては、当日ちくちくしながら伺うことにしましょう。

内容

今回は、箸を入れるための「箸袋」をつくります。

使う素材は、藤本さんご夫妻が譲り受けた着物地。この着物地は神山で大切に保管され残されていたものです。

神山の素材と手の跡

日時

8月10日(土)14:00〜16:00(終了時刻は前後することがあります)

場所

かま屋

箸袋づくり、当日の様子

箸袋は、その名のとおり箸を持ち運ぶための袋です。「自分のお箸を使うとごはんがおいしく食べられる」と食事のたびに箸袋を取り出す友人の姿がとても魅力的に見えたので「食べる道具」を自分でつくってみたいと思ったのが今回の企画のはじまり。

その友人の箸袋&マイ箸、マイスプーン

箸づくりについては <ご報告>【地産地食の学校_12】箸をつくろう のレポートをご覧ください。

「地産地食の学校_12 梅の枝で箸づくり」より

箸ぶくろの生地は、藤本さんご夫妻が神山で譲り受けた布地を使用しました。

一辺が 30cm の正方形を縫い合わせて箸袋にしていくのですが、その正方形の生地の組み合わせを考えるところからワークショップを始めます。「30cm 角の生地で自由に遊んでほしい」とは直紀さんの言葉。

テキストを参考に、各自「ちくちく」を進めていきます。

正方形(平面)で見ていた模様と、箸袋(組み立て後)にした時の模様の出方の違いもおもしろいのです。

そして何より、「ちょっとわからない」と思った時に、近くに教えてくれる方がいるだけで、ものづくりのハードルはうんと低くなります(実感!)。

わたしはダダダーっと縫えるミシンを選びましたが、ほかの参加者のみなさんは、手縫いでちくちく、丁寧に作られていました。どちらでも、好きな方法で。

参加者の選んだ色味がよく似ていました。世界に一つしかない自分の箸袋、完成です。この箸袋、表も裏もリバーシブルで使えるのもうれしいポイント◎

日常使いもいいですが、キャンプや野外BBQ、運動会のお弁当、まとめてガサッと持って行く時にも活躍しそうです。あとは…メイク道具入れ、筆入れ、その他いろいろ…

使う人によって用途も広がるかもしれませんね。

“大量生産・消費型の作り方や、売り手と買い手に区切られた関係性ではなく、ものづくりを通じたコミュニケーションをモットーにやってきた” とおっしゃる藤本さんご夫妻。「衣」と「食」の違いはあれど、神山で暮らす人たちの着物地を、こうして別のかたちにかえて使い続けていくことは、地域で育てた野菜を地域で食べることに取り組んでいるフードハブの活動と重なる部分もあるように感じています。選ぶこと、使うこと、なおして使い続けていくこと。食べ物だけでないモノの消費の仕方も、今回の「地産地食の学校」を通して考えていきたいテーマです。

【地産地食の学校】は、神山の農業を次の世代につなぐ会社 Food Hub Project が、農業や食にまつわるつくり手をお招きし、その方々が学びの「案内人」となる食育学校です。ゲストが教えるのではなく、つくり手としての現在の景色をみなさんと共有し、参加者も自らの専門性を携えながらお互いの見識を広げる。みんなで学び合う場にすることで、様々な地域で「地産地食」を一緒に推し進めていければと考えています。

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今年度は「一からつくるお弁当」をテーマに、地産地食の学校(神山産のものづくり)を企画しています。ご興味があれば、別の回もあわせてどうぞ(順次イベントページで公開していきます)…!

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