<ご報告>
【地産地食の学校_13】
阿波晩茶をつくろう〜茶摘みから樽詰めまで〜

<ご報告><br/>【地産地食の学校_13】<br/>阿波晩茶をつくろう〜茶摘みから樽詰めまで〜
場 所
民家(神山温泉近く)・下分加工場
日 時
① 8/8・9(木, 金)
② 8/21・22(水, 木)

いずれも
8:00〜11:00 作業
11:15〜12:00 みんなでごはん
ーーーーーー
13:00~晩茶染め(希望者 +¥540)

◆案内人
中野 公未(料理人/加工係)

◆お申し込みは終了しました。

*「地産地食の学校_13」は終了しました。こちらは、開催日の様子を含めた報告レポートです。

今回の案内人は、FHP 中野 公未(さとみ)/ 料理人・加工係です。

昨年の阿波晩茶づくりの様子がわかる中野の記事、あわせてお読みください。

【お申し込みは終了しました】

内容

人手も手間もかかる阿波晩茶づくりは、時代の流れと共にだんだんと割に合わなくなり、今、神山では作り手がほとんどいないそう。そんな神山の阿波晩茶をみなさんと一緒につくるワークショップです。2日間連続で参加していただくと、ほぼまるごと阿波晩茶づくりを体験していただけます。

1日目:茶摘み(8/8・8/21)
阿波晩茶づくりは、夏の暑い時期に厚くなった茶葉を摘むところからが始まりです。炎天下の茶摘みは体調面で心配も出てくるため、屋根の下の日陰で、枝ごと伐採したものから茶葉を摘みます。

2日目:樽詰め(8/9・8/22)
前日に摘んだ茶葉を洗って熱湯で茹で、擦り器を使って擦り合わせます。擦った茶葉を樽の中に詰めるところまでをみなさんと一緒に行います。その後、2週間以上発酵させた茶葉を天日に干して乾燥させれば完成です。

2日目の午後:晩茶染め(8/9・8/22)
スタッフが、晩茶の発酵液を使って晩茶染めをします。ご興味のある方はぜひご一緒に。

*いずれも雨天決行です。

定員

10名様(お子さまの参加も歓迎です。でも暑いので無理のないよう…)

参加費

1日:¥3,240(税込 / 高校生以上)
2日間:¥5,400(税込/ 高校生以上)
*かま屋のお昼ごはん(2日間の方は2食分)、完成した阿波晩茶(お一人様 1袋)付き

阿波晩茶染め:¥540(税込/ 高校生以上)
*阿波晩茶とおやつ付き

持ち物

茶摘み&樽詰め
軍手・帽子(茶摘み)、エプロン、バンダナ(髪の毛混入防止)、タオル、飲み物、暑さを和らげるアイテムなど

晩茶染め
染めたいもの(箸袋、手ぬぐいなど)

【お申し込みは終了しました】

阿波晩茶づくり(当日の様子)

かまパン&ストアでも販売している阿波晩茶は、地域の方々にご協力いただきメンバーらがつくった阿波晩茶です。今年度は一般の方々も一緒につくった「阿波晩茶づくり」の様子をお伝えします。

茶摘み

“しりとり”をしたり、タイの山間部の様子について聞いたり、子ども時代の話になったり、やまもものシロップの作り方を教わったり…。いろんな情報が行き交っておもしろい時間でした。

茶擦り

踏んで圧をかけます

“泡” 晩茶

茶葉を空気に触れさせないよう、重石の上から茹で汁を入れます

「後発酵」といわれる製法で作られるこのお茶は、夏場の暑い時期に厚めの茶葉を摘み、乳酸発酵させてできるお茶。飲んだ後のわずかな酸味がクセになります。いっしょに作って知ったことは「最初から最後まで、全てが手作業」ということ。手をかけ時間をかけて作られたお茶が完成した時のありがたみったら…。厚めの茶葉を選び、力をかけて擦り、圧をかけて寝かせ(発酵させ)、天日に干して乾燥…完成までに1ヶ月弱を要します。かまパン&ストアでもリピートしてくださる方も多く、人気商品となっています。その年の気候、茶葉の状態によって味や香りも変化するため、その製造工程にかかわっていただくことで、いつも以上にお茶の風味や味わいを楽しんでいただけるのではないかと思っています。

作業後は「みんなでごはん」

みんなでごはん

そして、晩茶づくりの “副産物” 的なお楽しみ。阿波晩茶の発酵液でエプロンや布巾などを「染め」てみました。

ご自身で染めたいものをお持ちいただいた方もいました。お喋りしながらゆるゆると。

おやつに、カミヤマメイト阿波晩茶味

じゃじゃん!

フードハブでは、夏の阿波晩茶だけでなく、冬には「寒茶」もつくっています。茶葉の不思議。お茶文化のおもしろさ。あわせてお読みください。→ 風景が目に浮かぶ日常のお茶「寒茶」、できました。

【お申し込みは終了しました】

【地産地食の学校】は、神山の農業を次の世代につなぐ会社 Food Hub Project が、農業や食にまつわるつくり手をお招きし、その方々が学びの「案内人」となる食育学校です。ゲストが教えるのではなく、つくり手としての現在の景色をみなさんと共有し、参加者も自らの専門性を携えながらお互いの見識を広げる。みんなで学び合う場にすることで、地産地食を様々な地域で「地産地食」を一緒に推し進めていけたらと考えています。

あわせてオススメ

今年度は「一からつくるお弁当」をテーマに、地産地食の学校(神山産のものづくり)を企画しています。ご興味があれば、別の回もあわせてどうぞ…(順次UPしていく予定です)!!

近日中のイベント

前へ次へ 閉じる