＜ご報告＞居酒屋 けいこ
Izakaya Keiko

8月に期間限定で復活した『居酒屋けいこ』。連日、フードハブ料理長 細井の料理をお目当てに多くの方に楽しんでいただけました。ありがとうございました。
今回は、5月からかま屋の料理人としてキッチンに立っている加地美咲のレポートをお届けします！

「かま屋」の味

かま屋料理人の加地美咲です。
かま屋のキッチンでお料理をさせてもらうようになり約4ヶ月。
日々食堂のごはんを作りながら、神山の味を学ばせてもらっています。
かま屋のレシピは細井のレシピ。
神山の食材を使い、お母さんたちが家でも真似できるようなレシピでありながら、気の利いたスパイスがひとつ加えられている。でもそこには、きちんと安心感もある。

細井がかま屋のキッチンに立つことが少なくなり、実は細井の料理を食べる機会があまりなかった私。

今回の居酒屋けいこは、私にとって細井の料理が生まれる瞬間を間近で見れるチャンスでもあり、どんな学びがあるのだろうかとわくわく、とても楽しみにしていました。

「居酒屋けいこ」
日程：8/12,13,14（日・月・火）

大好評につき、リターンズ！
日程：8/23,24,25（木・金・土）

安心感と、しみじみしたおいしさ。

計6日間、細井と共にキッチンに立ちました。

私が感じたのは、細井の料理はとてもあたたかいということ。（おいしさはいわずもがな、です！）
どのお料理にも、“おいしく食べてもらいたい”の気持ちが出ていて、それがお客さんにも伝わり、美味しい！につながる瞬間をたくさん目撃しました。

それまで居酒屋デイブで来ていたお客さんの反応とは、それはまた別の種類のよろこびに感じました。

安心感としみじみした美味しさ。

お酒をのみながらカウンターで晩酌をしているお客さん

テーブル席で家族で晩ごはんを食べているお客さん

細井さーん！きたよ～と手を振りながら来てくださる常連のお客さん

いろいろな方が来て下さっている中で、皆おなじように、美味しいねと和やかにしている姿がとても印象的でした。

料理ひとつでお客さんのこころをつかむ

以前、細井が自分の料理のスタイルを「何を食べたかよりも、食べた後に、あ〜美味しかったな。って思ってもらえたら」と言っていました。

私は居酒屋けいこを通してそれを垣間見たような気がします。

余談ですが…

私の居酒屋けいこでのたのしみの一つが…終わってからのまかないタイム。（まかない食べる？の問いかけに二つ返事ではい！！と言っていました）

このまかないの美味しいこと。。

あまりものではなく、きちんと盛り付けあたたかい状態で出してくれる。

細井の愛情を感じる瞬間で、また今日のメニューを皆で食べながら振り返る時間はとても有意義な時間でした。（ふいに生まれる組み合わせで新しいメニューができたり！）

まかない一つですが、そこに気持ちがこもるとパワーを貰えることを実感しました。

ここで言うのもなんですが…細井さん、おいしいまかないをありがとうございました！！

 

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細井 恵子（ほそい けいこ）
Food Hub Project Inc. 料理長

東京都出身。カフェやレストランにて現場を経験後、DEAN & DELUCAの商品開発に携わる。保育所で給食を作っていた祖母の影響で料理人を志す。郷土料理に興味があり「神山の味」を実践すべくフードハブへ。とにかく美味しいものが大好きで、美味しいものの為ならどこへでも行きます。