<ご報告>【地産地食の学校_10】映画上映会「いただきます〜みそを つくる こどもたち〜」

<ご報告>【地産地食の学校_10】映画上映会「いただきます〜みそを つくる こどもたち〜」
場 所
かま屋(名西郡神山町神領字北190-1)
日 時
日時:2018年2月8日(木)
①10:00~11:30(お申し込み受付を締め切りました)
②19:00~20:30(お申し込み受付を締め切りました)

料金:¥1,200(高校生以下無料・鑑賞する場合は申込が必要)
定員:各回大人15名(乳幼児連れOK)
*かま屋営業中、場所を区切っての上映となります。
*よろしければ「かま屋」でワンドリンクご注文ください。
*定員になり次第、締め切ります。

「地産地食の学校」は、農業や食に関する学びを深める食育学校です。 10回目の今回は、ドキュメンタリー映画「いただきます」をみて、みなさんと思いを共有できればと「徳島で『いただきます』を上映したい!」と声をかけてつながったメンバーと、県内2カ所で開催しました。

2月7日(水)はLa・shi・ku(板野郡上板町)

2月8日(木)はFood Hub Project (かま屋)

【お申し込みは終了しました】

 今回上映するドキュメンタリー映画「いただきます」は福岡県にある高取保育園が舞台です。「知育・体育・徳育の根本に食の教育がある」という西福江園長の教育理念のもと、「食育」という概念がなかった時代から「昔ながらの和食」を中心に「食」を主軸に据えた取り組みを実践されている保育園です。映画やテレビドラマ「はなちゃんのみそ汁」のモデルとなった安武はなちゃんが通っていたことでも知られ、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。


【当日の様子】

午前の部:10:00~11:30

「かま屋」営業中でしたが、奥のスペースを使って上映会を開催しました。

町内、徳島市、県南や県西からもお集まりいただきありがとうございました。

画面をじーっと見つめる子どもたちも、近くで見ている子どもたちも。たとえ大きな声を出しても、走り回っても、それらの音が映画のBGMあるいは登場人物かのような雰囲気。

<参加者の感想より(午前の部・一部抜粋)>

・食の大切さを改めて感じました。

・自分のしていることに背中をおしてもらえた気分です。本物を伝えることの大切さを改めて感じました。

・食に関心を持っている人ばかりでなく、そんなに関心を持っていない人たちにもこの映画を観てもらいたいと思いました。わたしも食を見直していかねばと思います。

・とても考えさせられる映画でした。みに来てよかったです。上ふたりはもう大きな娘たちなんですが、「食」に興味のない子たちなので見せたいと思いました。下の子たちはまだ小さいので自分のできる範囲でこの保育園のように自分で作っていかせたいと思いました。

・食育こそ、教育の最初の指導すべき点だとの思いを持ってまいりました。幼児という場でも指導ができるようになっていけるようにしたいです。

・「和(日本)」の中にたくさん大事なことがあるなぁということを改めて感じました。高取保育園の食の取り組みによって一番変わるのは「親」なのではないかと。そして実はそこが一番大事だなぁと思いました。

「いただきます」上映会・夜の部

夜の部:19:00~20:30

飛び込みの参加もあり、大人18名と子どもたち3名でかま屋の奥のスペースが賑わいました。

<参加者の感想より(夜の部・一部抜粋)>

・素直に生きていきたいと思った。

・給食が意外とシンプルでした。難しいようにみえてシンプルなものが一番よいのかも。

・どうしたら子どもたちの「生き生きとしたあの表情」を持ち続けられるのか。自分自身の生き方と気持ちを照らし合わせて考えていきたいと強く思いました。

・食育、和食、味噌について考える良い機会となりました。味噌がいかに体に良いかということを専門家の説明も交えて上映されていたのがよかった。

・本作品は、玄米、味噌、納豆を中心とした和食の美味しさだけでなく、健康への役割などその素晴らしさを再確認し、自分の生活にどう取り入れるか考えるきっかけにすればいいのではと私は考えました。

・離乳食に味噌汁が入っていたのがびっくりでした!わたしもいつか自分の子どもができたら和食をとりいれたいと思いました。

・食べ物、野菜、肉、加工品、たくさんのものがあふれて、どれが本当に自分に良いものかわからない世の中から自分自身を守る術を教えてくれているなぁと思いました。自分が伝えるにも、まずは先人から教わらねば…。

・お米、味噌、納豆、ばあちゃんのおくどさんでの姿が思い出されました。ものがあふれた時代ですが、何が大切か教えられました。

・実際、すべて和食の生活にするのは厳しいですが、できる限りとりいれていきたいと思いました(みそパワーすごい!)。

・神山のお母さんたちとまた観たり、それを通していろいろできたらな〜と感じることがありました。

・明日の朝、味噌汁を炊こうと思います。母が元気なうちに料理を習っておき、子どもたちに引き継げるようにしたいと思いました。

+  + + + +

映画のあと、お互いの顔が見えるように椅子の向きを変えていただき、一言ずつ感想をいただきました。「一言ずつでいいので」と始めたものの、一言、二言、三言、と伝えたい思いが出てくる方もいました。そんなそれぞれの思いを映画を見た人たちで共有できたこと、よかったです。


保育所主催の給食担当者会

かま屋の上映会の合間には、神山町内の保育所で開催された研修(給食担当者会)に参加し、Food Hub Projectの食育に関する話や保育所の取り組みの話のあと「いただきます」を参加者と一緒に観賞しました。

下分公民館にて。

県内各地から集まってくださった先生方と顔を合わせてお話ができたこと、各保育所の取り組みのお話を伺えたこと、とても有意義な時間でした。

わたしたちFood Hub Project の取り組みは始まったばかりですが、皆さんのお話を伺いながら、そして映画を見ながら、これまでの1年半の取り組みをふりかえり、これから「あんなこと」「こんなこと」していけるといいなぁと思いを巡らせています。

ご参加いただいたみなさま、保育所の研修に参加いただいた先生方、調理師、管理栄養士、栄養士のみなさま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、徳島で「いただきます」をみる会のメンバーで今回の企画・上映ができたこと、感謝します!

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