育てるちえちゃんのあんな野菜、こんな野菜

  • すだち
    すだち

    ちえちゃんの あんな野菜、こんな野菜
    「すだち」(2018年10月号)

    すだちのシーズン到来!神山町は生産量全国一。5月の初めには町中にすだちの花のふわっと甘い香りが漂い(桃源郷のよう…)、8月末から収穫が始まります。9月〜10月は、稲刈りとすだちと秋冬の野菜の植え付けの時期が被り、神山の農家は大忙しです。 そんな神山のご飯は毎日すだち。ビールやすだちスカッシュなど、炭酸がしっかりとした飲み物にもぴったりです。そば米汁にスライスしたすだちを入れるのがお気に入り。さっぱりとした味わいと香りが口に広がり、おかわりが止まりません! つなぐ農園では、減りつつあるすだち農園を有機栽培に切り替え、次の担い手に引き継ぎます。繋いでゆくすだちは古木であったり、長いこと選定されていない木であったりと、手入れに手間がかかります。栽培期間中、化学肥料・化学的合成農薬不使用ですが、病気が多発してしまうこともあり、有機JAS適合の農薬を使った「特別栽培」の基準で栽培しています。 8月末〜10月下旬は、青々として香り高く、酸味が強い、バランスの良いすだちの最盛期。12月中旬〜1月中旬は、黄色に完熟してまろやかな酸味と甘みがたっぷりです。時期ごとの変化を味わいながら、すだちをみんなでつないで行きましょう!

    すだち
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  • レタス

    玉レタス(結球型)、リーフレタス(サニーレタスのような非結球型)、立ちレタス(白菜のように縦長いロメインレタス)、掻きレタス(成長に合わせて収穫するサンチュ)と色々な種類があります。

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  • キウイフルーツ

    中国原産の、マタタビ科ツル性植物。ニュージーランドに種子が渡り品種改良が進められ、1950年頃から世界各国で食べられるようになりました。 果皮が鶯茶色に変わり果実がかたい状態で収穫されるのは、霜の降りる前の12月!冬は日本、夏はニュージーランドから輸入され、一年中食べることができるんですね。

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  • 自然薯

    長芋、大和芋、自然薯…世界で約600種類のヤマノイモ科を総称して、山芋と呼びます。中国原産で寒冷地栽培向きなものが、長芋。熱帯地方由来が、大和芋。希少な日本原産種が自然薯です。学名はジャポニカ。山野に自生しているので自然生とも呼ばれます。

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  • かぶ

    ころころとして、とてもかわいい。収穫したくなる、料理したくなる野菜です。地中海沿岸原産のかぶの、日本への由来は古く、奈良時代。持統天皇が五穀を補う作物として栽培が推奨されたことから、各地の風土にあった在来種が多く残されていて、その数は80品種以上。

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  • サツマイモ

    待ってました、みんな大好きサツマイモ。芋掘りを楽しんで、さっそく食べてみたけれど、あれ、甘くない。味も薄くて、何でだろう。という問い合わせが相次ぎます。 掘りたては、でんぷん(片栗粉の味です)が多いのですが、2週間程置いておくと糖分に変化して甘みが出てきます。ちょっと待ってからが食べ頃です。

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  • ビーツ

    赤カブのように見えるけれど、ゴツゴツしていて、ごろっとしていて土っぽい。切ると中身は、鮮やかな赤紫色でびっくりする。ロシア料理の赤いシチュー、ボルシチに使われている食材が「ビーツ」です。別名「砂糖大根・てん菜」と呼ばれ、ショ糖の成分を多く甘みたっぷり、お砂糖のてんさい糖の原料です。大根ではなくアカザ科のお野菜で、ほうれん草やスイスチャードの仲間です。ほうれん草の根が丸く大きくなったものを食べるイメージでしょうか。

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