城西高校神山分校生活科の2年生と「一から加工品」づくり、始まっています。

授業レポート食育

昨年から行われている城西高校神山分校との連携。

昨年度は「お弁当をつくる」活動がメインでしたが、今年度は「一からやってみる」を合言葉に、3年生と2年生の生活科の生徒たちと農産物を育てるところから取り組みます。

2年生のテーマはトマトを使った加工品づくり。

4月26日

初めましての2年生にフードハブの取り組みの概要を話したあと、加工品の話をしました。

5月10日

前回の加工品の話をより具体的な話へ。自分たちで作りたいケチャップは、どんな味?風味?食感?

・市販のトマトケチャップで味比べをしてみよう。

日本産、海外産のケチャップを7種類、比べてみました。「おいしい」「まずい」という言葉は使わずに、それぞれの味を表現してみました。

FHメンバーの石田(あおちゃん)によるケチャップの価格当てクイズ。

農業長の白桃より、フードハブで育てているトマトの説明。このあと畑に見に行きました。

フードハブのトマト栽培の畑。初めての栽培方法に挑戦しています。

 

5月17日 トマトの苗立て

だんだん、慣れた手つきになってきます。

 

マルチをはる作業。コツを教わりながら、仕上げます。

この場所に、トマトの苗を一人1本ずつ植えました。

また、この活動の柱である「一からやってみる」のイメージをみんなで共有するため、5月31日には全校生徒でドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」を鑑賞しました。→その時のレポートはこちら

6月21日 田植え

「一から加工品づくり」と直接はつながりませんが、3年生が田植えをするタイミングで2年生も一緒に活動に参加しました。高校生たちが体験したのは「田植え」のみですが、ここで、田植えに至るまでどんなことをしなければならないのか、ここで植える米の種類は、などの話もしました。

農業長からの話を聞いています。

機械植えでできなかった隙間や苗が飛んでいる箇所を手植えしました。

一生懸命、黙々と。

今後

みんなが植えたトマトの苗はぐんぐん成長し、背丈を越す勢いで実をつけています。

これから夏休みに入り、次の活動は9月になります。さて、どんなふうに進んでいくのか。

この日誌を書いた人

樋口明日香

NPO法人まちの食農教育
樋口明日香 (ひぐち あすか)

前フードハブ 食育係。徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブに参画。2022年3月より現職。まちの小・中学校、高校、高専の食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる学校食」を模索中。 https://shokuno-edu.org/

その他の活動

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