2017年5月31日(水)
神領小学校2年生と一緒に野菜の苗を植えました。〜後編・苗たて〜
土づくりから1週間経った5月26日(金)、野菜の苗を植えました。
「野菜名人、おしえてください」というリクエストから始まった神領小学校2年生とフードハブの野菜づくり。学校の前の畑を2年生の子どもたちが「2こ2こ農園」と名付け、前回は土づくりを行いました。
今回植える野菜は、2年生の子どもたちで話し合って決めた「なすび、ピーマン、オクラ」と、フードハブが用意した「なた豆」。
5月26日(金)この日はとても暑かった。
子どもたちが来る前の作業ですでに汗だく。そんな暑い日でした。
時間になると、学校の方から
「おはよーございまーーーーーーす!!!」
と、元気いっぱいの挨拶が聞こえてきました。畑に着くまでの数分間、口々に挨拶をしながら到着。(神山の子どもたちは、小学生だけじゃなくて中学生も、本当に、いつでもどこでも知らない人にも挨拶をしてくれて、うれしい気持ちになります。)
この日は、畑に立てる看板を手にしていました。(わたしたちもこれ見てテンション上がりました!)
「ニコニコ」と2年生の「2」をかけて、決まった名前だそうです。
よーろーしーく おーねーがーい しまーす! 元気いっぱいの挨拶でスタート。
ー野菜の苗、わかるかな?ー
植える苗の前で、農業長が「さて、問題です!」それぞれの苗を見ながら野菜当てクイズをしました。
(農業長が先に言っちゃったのもありました〜)
正直、わたしは苗を見て野菜を言い当てることは難しいのですが、、、子どもたちは簡単に言い当てることができていました。家で野菜を育てている家庭が多いことに驚きます。神領小学校の子どもたちと話をしていると、「野菜を育てる」ということが生活の中に入っているのだと感じる瞬間がたくさんあります。土づくりに続き、この日も 子どもたち=野菜名人 と思うようなシーンが繰り広げられました。
<植えた野菜>
・オクラ ・子どもピーマン ・きゅうり ・みどりナス ・白ナス ・紫ナス ・トマト ・なた豆
ー藁をしくー
さて、次は雑草が生えないように、土の上に藁をしいていきます。
これは、昨年5年生が育てたもち米の藁。土づくりの時も、もち米の糠を使った肥料を使用しました。昨年の5年生(現在の6年生)との共同作業(の気持ち)で野菜を育てます。5年生がこれに気づいてくれるといいなぁ。
昔から藁をしく方法でやっていたの?と白桃ひでゆきさんに尋ねてみました。
〜昔は、ここらへんの人も牛を飼っとって、藁は牛の餌になっとったけん残らんかった。野菜の苗の周りには、山で刈ってきた雑草をしっきょった。〜
身近なものや、近く(地域)にある資源を使って、こういう作業も行われていたとは。気づきがたくさんです。
みんながよく見えるところがいいなー。と、道路からもよく見える位置に、野菜の名前を書いた看板を立てました。
そして、畑の看板も。
これなら、他の学年の人にも分かるよね。
…あ!小学校の「小」の点が足りないっ!!!と気づいた模様。笑
「2こ2こ農園」の隣には、5年生がもち米を植える田んぼがあります。
今日はここまで。
暑い日でしたが、子どもたちはみんな一生懸命作業をしました。
この後、FHメンバーは残った作業をして、苗たて終了。
2こ2こ農園の野菜たち、すくすく、ぐんぐん大きくなりますように!野菜の生長していく様子、フードハブメンバーも2年生と一緒に見守りたいと思います。