神領小学校2年生と一緒に野菜の苗を植えました。〜前編・土づくり〜

授業レポート食育

昨年5年生が育てたもち米の糠から、肥料をつくっています。
昨年5年生が育てたもち米の糠から、肥料をつくっています。

フードハブ・食育係の樋口です。

野菜を育てることや米づくりについては全くの素人です。
小学校では学級担任であれば様々な教科を1人で(あるいは専科の先生に入っていただいて)指導するので、自分の専門外のことや「初体験」のことだって、そして、野菜づくりだって、子どもたちと一緒にやっていくわけです。実際に、育て方がわからなかったり、途中で病気にかかった野菜たちをどうすればいいのか途方にくれたり、米はまったく実らなかったり…苦い経験も楽しい思い出もたくさんあります。
今はフードハブで野菜づくりを学ぶことのできる環境。この機会に、子どもたちと一緒に学んでいきます。

今回の野菜づくりの始まりは、神領小学校の先生と子どもたちから届いた「野菜名人、おしえてください」というリクエスト。

2年生から届いたお手紙。一人ひとり、「野菜をおいしく育てたい」「大好きなナスを育てたい」「おいしく育てる方法を教えてください」などなど、一生懸命書いてくれていました。

「せっかくだから、フードハブがやっている野菜づくりを、土をつくるところから一緒にやってみたらいいんじゃないか」
と農業長の白桃。
先生に相談したところ、ぜひ一緒にやってみたい、とのことで、土作りから一緒にやることにしました。

    左:農業長・白桃      中央:かま屋料理人・中野     右:農業コーディネーター/DIY担当・渡辺
                 初挑戦の耕運機を操る料理人。

5月19日(金)
学校から徒歩1〜2分離れた目の前の畑の一角を、2年生の農園にすることにしました。
土づくりに使う肥料の一部は、昨年この隣の田んぼで5年生が育てたもち米の糠を発酵させたもの。ちょっと酸っぱい、甘〜い香りがします。

昨年の5年生が育てたもち米の糠を発酵させた肥料。「バナナみたいな匂いがするよ〜」

これをみんなで畑にまいていきました。
バナナの香りがする肥料もあれば、手につくと匂いがとれなくなるような、動物の糞を肥料にしたものもあります。

いい匂い〜ふかふか〜

「こっち(動物の糞を使った堆肥)は手で触らんように〜」
とは言ったものの、触りたくなるのが子どもたち。臭いのなんて、気にならない!

平気平気〜 あとで手洗ったらいけるよ。

そして、校長先生も、一緒に。
子どもたちからの声援がおっきい。頑張れコールが響きます、笑。

校長先生が肥料を巻き始めると、ちびっこ応援団が掛け声をかけ始めました。「がんばって〜」「さすが校長先生だ!」パチパチパチ〜

肥料をまんべんなく撒いたあとは、土を耕す作業。
「機械を使うようになる前は、ぜーんぶ手でしよったけんな。」

農業長の祖父「野菜名人の大先輩」が土の耕し方を実演。

耕すん、やってみたい人〜?

は〜い!!はいはい!!

2年生の元気な子どもたちに、機械で耕すのと、手と道具で耕すのと、両方体験してもらいました。
驚くことに、「初めて」の子どもは少なく、おじいちゃんやおばあちゃん家で、あるいは家で普段からやっているのを見ているとか、お手伝いしたことがあるとかで、慣れた手つきで耕していく様子を見ながら感心しました。

どんどん、ぐんぐん耕します。

 

一生懸命。

 

左:手と道具で耕す。
右:機械で耕す。

さすがに、ここらへんでちょっと疲れてきたかな。。。

昔はあんな機械なかったけんな〜

 

思う存分、耕しました。

♪ おおきな畑を耕して〜 おおきな種を まきました〜 ぐんぐんぐんぐん背が伸びて 花が咲きました〜(ポッ)
っていう音楽で習った歌をみんなで歌って、次の苗植えを楽しみにしながら今回の授業は終わりました。

2年生の子どもたちのやる気と元気に、わたしたちフードハブメンバーはたくさんパワーをもらいました。
神領小学校の先生方、子どもたち、どうもありがとうございました。

次回は5月26日(金)に実施した苗植えの様子をレポートします。

 

この日誌を書いた人

樋口明日香

食育係
樋口明日香 (ひぐち あすか)

食育係/白崎茶会認定パン先生。徳島市出身。 神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年に地元徳島に戻り、フードハブに出会う。保育園から高校までの子どもたちの食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる地産地食」を模索中。一番好きな食べものは、みそ汁。

その他の活動

前へ次へ 閉じる