下分保育所✖️フードハブ=大人がパワーをもらいました

授業レポート食育

下分保育所は神山町内にある保育所2つのうちの一つ。園舎の下に広いお庭があり、その一角で野菜を育てています。

私たちフードハブと下分保育所の子どもたちとのかかわりはこれまで5、6、7月の3回。

5月2日:4・5歳児のクラスの子どもたちと苗植え

6月9日:1〜5歳児みんなと苗植え

7月20日:町内バスツアーの一環として5歳児の子どもたちの「パン焼き体験」

それぞれの活動の様子を写真でご紹介します。

5月2日 野菜の苗を植えました。

広い広い庭の隅っこに、野菜畑がある保育所です。

一人一つ、苗を植えました。

小さい手で一生懸命。

お水もたっぷりあげました。大きく育つといいな。

6月9日 前回と違う場所に、みんなで苗を植えました。

植えるのは、これらの苗たち。

まずはお兄さんお姉さんさんのクラスから。(中央:FHP食育係 石田)

穴を掘るのも、ポットから苗を出すのも、土をかぶせるのも、自分たちでできたよ!

次のクラスでも、上手に植えられました。みんなで一緒に。

上手に植えられたね。お水をたっぷりかけてあげました。

次のクラスの子どもたち。ポットからそーっと苗を抜くよ。茎や葉っぱをいためないようにね。

やったー!上手に植えられました。

さらに小さいクラスの子どもたち。これ、なんの匂いがする?(右:FHP農園係 大東)

上手に植えられたよ!大きくなるといいね。

7月20日 パンを作ろう

町内バスツアーでかま屋、かまパン&ストアにきてくれた子どもたちが、パン作り体験をすることになりました。

7月からかまパンのメンバーとして働いている山ちゃんが、成形しやすくておいしい生地を準備して、子どもたちの到着を待っていました。

パン焼きをしたことのある子も、ない子も、目をキラキラさせて椅子に座ります。(写真左:FHP野菜パン係 山ちゃん)

思い思いの形に成形。

成形が完了した生地。いろんな形ができました!

これを発酵させて焼くのは、山ちゃんの担当。

みんながバスツアーから帰ってくる少し前に、焼きあがっていました。

おいしそうに焼けてよかったぁ〜

山ちゃんから、子どもたちへ。

「ありがとうございます」って子どもたち。

どれどれ??

その場で焼きたてを1個食べた子どもや、食べずに大事に持って帰るという子ども。その場にいた周りの大人に味見させてくれようとする子ども。

もちろん、その場で食べたパンは、とてもおいしかったようです。

子どもたちの表情や言葉に、山ちゃんもたくさんパワーをもらったようです。

みんなで植えた夏野菜の収穫も進んでいるかな。また、何かおいしいこと、楽しいこと、一緒にできるとうれしいなー。

この日誌を書いた人

樋口明日香

NPO法人まちの食農教育
樋口明日香 (ひぐち あすか)

前フードハブ 食育係。徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブに参画。2022年3月より現職。まちの小・中学校、高校、高専の食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる学校食」を模索中。 https://shokuno-edu.org/

その他の活動

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