ストローでつくり隊、集まりました。

つくる食育

第1回 ストローでつくり隊
第1回 ストローでつくり隊

食育係の樋口です。

フードハブで栽培していた小麦の収穫が終わりました。この小麦は白桃(FHP農業長)の家で自家製の味噌や醤油にするために70年以上継がれてきた小麦です。

城西高校神山校の1年生がこの小麦を手刈りしました。今回収穫した種の一部を保管し、秋には別の場所(使われていない畑)をお借りしてこの小麦を栽培しようと準備を進めています。

収穫した小麦は、選別し、かま屋の奥にある石臼の機械で製粉され(地道な作業)、パン職人や料理人らが手を加え、パンやおやつになってみなさんに届きます。

それだけではなく、残されたたくさんの麦藁がストローとして使えることを知りました。しかも、誰でも簡単につくれることがわかったんです。ストローって、もともとは「麦わら=straw」そのもの。

そんなわけで、本日、第1回目の「ストローでつくり隊」の時間を持ちました。

言葉どおり、ストロー(麦わら)を使って何かを作ってみたい人たちが集まる場です。

個人のfacebookで呼びかけたところ、KULUSKAの藤本さんご夫妻、近藤奈央さん、織田智佳さんなど…夏の「地産地食の学校」を一緒に開く案内人の方々が一堂に会する時間になりました。

*月末には、夏の「地産地食の学校」をご案内できそうです。お楽しみに。

13時過ぎから17時くらいまでかま屋の外の机を「麦わらスペース」にし、道ゆくお客さまたちにもお声がけしながら、9名が手を動かしました。

かま屋で食事を終えた常連のお客さまに「うわー、こんなことしてるんやー、いいわいいわ、今はプラスチックが主流やもんねーいいわー」って言われてちょっとうれしくなるという。

ストローをつくる方が多かったのですが

かわいらしいヒンメリを作られたのは直紀さん。

かんざしにもなりました(これは思いつかなかった)。

その後、かま屋カフェで休憩。

“すだちハニーラッシー”、作ったばかりの麦わらストロー添え。

まだまだ麦藁はたくさんあります。「ストローでつくり隊」、今後も開催予定です。今回来られなかった方々も、次回ぜひ。

#ストローでつくり隊

先日収穫した神山小麦(70年以上継がれているもの/無農薬・無化学肥料栽培)の藁をストローにしてかま屋で使っているのですが、いい感じで使えます。作りたい人、作りませんか?の会。

せっせと作れば1時間で100本近くつくれます。
もちろん、作ったものはそのまま全部お持ち帰りください。ストローを持ってかま屋でお茶していただいても◎

ゆるゆるとやっておりますので、ふらっとお気軽にお越しください。

場所:かま屋外のテラス付近
持ち物:ハサミ、バケツ(洗うのにあると便利)、など
*こちらでは麦藁のみ準備します。

次回開催は未定ですが、月一回くらいできればいいなぁと思っています。

この日誌を書いた人

樋口明日香

NPO法人まちの食農教育
樋口明日香 (ひぐち あすか)

前フードハブ 食育係。徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブに参画。2022年3月より現職。まちの小・中学校、高校、高専の食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる学校食」を模索中。 https://shokuno-edu.org/

その他の活動

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