2019年4月16日(火)
みんなでつくる全体会議:7回目
こんにちは。いただきます編集部です。
「みんなでつくる全体会議」は、早くも7回目。今回はゲストをお招きし、「聞いてみたいこと」をみんなでじっくり聞いてみることにしました。
ゲストにお迎えしたのは、西村佳哲さん。プランニング・ディレクター、リビングワールド代表、働き方研究家、たくさんの肩書きをお持ちですが、2016年からは一般社団法人 神山つなぐ公社の理事として神山町の創生戦略にもかかわっていらっしゃいます。いや、でも…わたしたちフードハブのメンバーにとっては、かま屋やかまパンを贔屓にしてくださっている“身近なまちの人” というお顔が一番しっくりきます。だから、みんなで西村さんのお話を伺えるといいなぁと思いました。快く引き受けてくださった西村さんに感謝です。
西村さんには「まちを将来世代につなぐプロジェクト(創生戦略)」を中心に、200年前のまちの人口の話から、いつまでやるの?という先の話まで、途中メンバーらのおしゃべりを挟みながらたっぷり90分間お話ししていただきました。
4月の全体会議の委員は、笹川(かまパン製造責任者)、白桃(農業長)、種本(広報係)、樋口(食育係)、真鍋(支配人)の5名。では、当日の様子を。
チェックイン(ダンス)
今回も渡邉(農園係/ダンサー)のダンスレッスンから始まりました。「1・2・3・4」のステップを踏みながら2人組で体&頭ほぐし。
アメリカ報告スピーチ
2月から3月にかけてアメリカに研修に行っていた細井、山田から「今、感じていること」を。
次回の全体会議では、たっぷりと時間をとって話を聞くことにしています。
休憩(コーヒーブレイク)
真鍋(支配人)よりコーヒーが。細井、山田よりアメリカ土産が!
ごちそうさま。
おいしいものでまたまた頰が緩みます◎
西村佳哲さんによる「まちを将来世代につなぐプロジェクト」のお話
後半は楽しみにしていた西村さんのお話です。
- 人口と中身の話
- ことの次第 〜 まちを将来世代につなぐ?
- プロジェクト?
- いつまで?
大きく4つのパートに分けてお話ししていただきました。
それぞれのパートが終わるたびに、近くの人と「どう思った?」を話しました。
席替えをしてお話を聞き、
「どう思った?」を話して。
席替えをしてお話を聞き、
「どう思った?」を話して。
90分間超、とても濃密な時間を過ごしました。
いつもはじっくり話す機会のないメンバーと共通の話題で言葉を交わせたこともうれしかったことです。
- 西村さんの話に圧倒された。
- フードハブの起こりや立ち位置を再確認できた。
- 会社での働きが、まちへの影響にもつながっているんだと実感した。
- もっと人との関わりを増やしたいし、なにかを生み出したいと思った。試みを増やしたい。
- お会いすることは多いけれど、あまりお話しする機会のなかった西村さんのお話が聞けてとても有意義な時間だった。今の自分の仕事への取り組み方、会社がどこに向かってなにを目的にやっているのかなどを改めて考えることができた。
- 神山がおかれている状況を踏まえた上で「フードハブってどういういきさつでできたんだっけ?」という根本的なところをみんなで確認できたのがとても良かった。フードハブでの自分の役割や、働き方について改めて考える場になった。
- 神山の現状、今後のこと等、考えさせられることが多く、まだ消化は出来てないけど、良い時間だった。
- 聞いて終わるだけではなくて、いかに自分の日々の取り組みに活かしていくかが大事だなぁと思った。
- 「つなぐ」ことはなんだか大切な事のように響くけれど、本当につなぐべきことは何か。そもそも「つなぐ」必要がある?自分の仕事にひきよせていろいろと考えさせられた。
- 話を聞いてからのワークもいろいろな考えを聞け、 視野が広がる時間となった。 もっともっと聞きたかった。
90分間のお話の中身は、一度聞いただけでは消化できない濃い内容でした。創生戦略の中身だけではなく、「まちを将来世代につなぐプロジェクト」の言葉の一つひとつに込められている思い、ワーキンググループの構成、会議のプロセスに至るまで「なぜ、そうしたのか」という背景を知れたことは、これからわたしたちがモノゴトを進めていくときの考え方にもつながると思っています。
メンバーらと共有できた「共通言語」をもとに、お互いの思いや考えを伝え合う機会をつくっていきたいと思います。
次回の全体会議では西村さんのお話を振り返り、「さて、自分たちはこれからどうしていく?」を考える時間にします。
西村さん、ありがとうございました。
次回へつづく。