育ててつくって食べよう!
神領小3年生の「大豆が大へんしん」

つなぐ授業レポート食育

 食育係の樋口です。今回は毎年恒例となってきた神領小学校3年生の「大豆から豆腐づくり」をお伝えします。

 昨年の3年生(現4年生)のきな粉づくりや豆腐づくりの様子を聞き「来年はわたしたちもやるんだ!」と楽しみにしていたらしい3年生。ようやく自分たちで「育てる、つくる、食べる」ができる日がやってきました。国語で学習した「すがたをかえる大豆」のリアル体験版です。

神山の大豆を育てよう

 神山在来の大豆を手に入れ、種まきをしたのが7月5日。教室で種をまきました(外は雨でした)。

芽が出た大豆は5つ。夏休みの間に農業チームが畑へ植え替えてくれました。

9月19日にはほら、枝豆が!

12月13日、収穫。

実もつまっているようです。教室で乾燥させることにしました。

 しばらく教室で乾燥させた大豆を鞘から取り出し、子どもたちが手分けして数を数えたそう。その数931粒!

豆腐をつくるには少し足りなかったため、きな粉にして食べることにし、豆腐用の大豆は桑原年朗さん( 有)村のおっさん)に分けていただくことにしました(北海道産ユキホマレ)。

豆腐のこと、知ってる?

 いよいよ豆腐づくり。毎年豆腐づくりにご協力いただいている桑原さんのほか、豆腐マイスターの片寄靖子さん、多田和代さんにもご協力いただきました。

絵本、豆腐クイズ、大豆食品の試食(煮大豆、大豆の発酵食品であるテンペ、豆腐チョコムース)…見て、食べて、知る時間。

おぼろ豆腐づくり(桑原さんの実演)や、木綿と絹、おぼろ、充填(じゅうてん)豆腐、それぞれの特徴も桑原さんから教わりました。

生しぼり製法の豆腐づくり

子どもたちが事前に調べていた手順を少し変更(③と④を入れ替え)し「生しぼり」製法で作ることにしました(安全上の理由)。

ここからは写真でお伝えしますよ。

一晩浸水させた大豆、ふっくらしてるね。

どんなにおいかな?

役割を交代しながら大豆と水を撹拌(かくはん)します。

呉(大豆と水が撹拌されたもの)を絞ります。

絞りだした汁が「豆乳」、袋に残ったものが「生おから」です。

豆乳を煮て、にがりを入れてしばらくおき、固まってきたところで型に入れます。

型に入れた豆腐の上から重石をのせてしばらくおきます。

できた!

おいしい〜

桑原さんがつくる「ネコ豆腐」「充填こいまろ」も試食させてもらいました。充填部門日本一に輝いたお豆腐と自分たちでつくったお豆腐の食べ比べ!

プロのつくるお豆腐に負けていないらしい。すごいなー3年生!

盛りだくさんでした!

「もっと大豆のことが知りたくなった」「みんなで作ったとうふはとてもおいしかった」「おいしいとうふを作れてうれしかった」「おいしく食べるひみつを教えてくれてありがとうございました」「おばあちゃんや家族におしえてびっくりさせたい」

 それぞれの家庭で豆腐や大豆が話題に出ていたらうれしいなぁ。豆腐、納豆、味噌、醤油をはじめとして日々口にする機会の多い大豆製品ですが、大豆全体の自給率は7%、食品用に限ると25%(平成27年)なんだそう(農林水産省HPより)。

 今回の体験活動を通して、大豆が少し身近な存在になったことでしょう。

 桑原さん、片寄さん、多田さん、ありがとうございました!

次年度につづく。

この日誌を書いた人

樋口明日香

食育係
樋口明日香 (ひぐち あすか)

食育係/白崎茶会認定パン先生。徳島市出身。 神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年に地元徳島に戻り、フードハブに出会う。保育園から高校までの子どもたちの食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる地産地食」を模索中。一番好きな食べものは、みそ汁。

その他の活動

前へ次へ 閉じる