神領小学校のワクワク食育プロジェクト
紹介します!

授業レポート食育

神領小学校の食育の「柱」となっているもち米づくり
神領小学校の食育の「柱」となっているもち米づくり

樋口です。
2016年の4月にフードハブが立ち上がり、役場とつなぐ公社主催の「先生みんなでツアー」をきっかけに保育所や小学校の先生方との連携授業が始まりました。

平成28〜30年度までの取り組み(神領小学校)


Food Hub Project では「育てる、つくる、食べる、つなぐ」をキーワードに、地域の学校と一緒に「食育」に取り組んでいます。低学年から継続的に取り組むことで地域の人やおいしい食材と出会う機会が生まれ、「食」や「農」をより身近に考えてもらえるのではないか、そんな気持ちで一緒に活動をはじめ、3年目を迎えました。

 今回は、授業の機会をたくさんいただいている神領小学校の取り組みを篠田先生から紹介していただきます。

篠田真理先生

 神領小学校で二年生の担任をしている、篠田真理です。神領小学校では、年間計画を立てて食育に取り組んでいます。今回は、その中で、各学年のフードハブと連携したワクワクするような取り組みをお伝えしていきたいと思います。

一年生

 何種類かの冬野菜を栽培しました。収穫した後は、初めての調理にもチャレンジ!サラダとスープにして、おいしくいただきました。>> 活動日誌(2017)(前編後編

ビニルハウスの中でレタスを収穫しました!

二年生

 はなまる農園と名付けた畑で、ミニトマトを栽培しました。肥料から自分たちの手で作り、一生懸命にお世話をした結果、収穫量は千個を超えました。収穫したミニトマトは、子どもたちが、かま屋前で販売を行ったり、かまパンで商品の材料にしていただいたりしました。>>活動日誌(2018) 

かま屋の前でミニトマトを販売しました!

三年生

 三年生は国語で「すがたを変える大豆」という学習をします。そのお話の中には、大豆がいろいろな食品に変身する様子が書かれています。「自分たちも作ってみたい!」という子どもの声から、神山産の大豆を使って、実際に豆腐ときな粉作りを体験しました。
>> 活動日誌(2017)「大豆プロジェクト」(前編後編

豆腐づくりは、佐那河内村のお豆腐屋さん「有)村のおっさん」桑原さんにご協力いただきました。

四年生

 城西高校神山分校の生徒さんと一緒に、「給食プロジェクト」に取り組みました。まずは、親世代、祖父母世代の給食の献立を調べることからスタート。その後、神山の食材を使った自分たちが食べてみたい給食の献立を考え、実際に調理をして試食まで行いました。>> 活動日誌(2017)神山給食プロジェクト

小学生が考えた「神山らしい給食の献立」を高校生がつくり、小学生の教室で試食している場面。

五年生

神領小学校で伝統的に続いている、もち米作りに取り組みました。前五年生から受け継いだ種籾から苗を育て、田植え、草取り、収穫と米作りの一連の仕事を体験しました。収穫したもち米は、餅をついてバザーで販売したり、もち米料理を作ってお世話になった方々に振る舞ったりしました。また、残った藁を使ったしめ縄作り、籾殻を使った肥料作りなど、もち米の恵みを存分に感じることができました。>> 活動日誌「お米プロジェクト」(2018)・(⑤田植え参加できず…)

発芽した稲を観察中

六年生

 かま屋・かまパンで職場体験をさせていただきました。「作る人」「売る人」「買う人」それぞれの思いを学び、「食」について一層深く考える機会となりました。

野菜を並べる手伝いをしました。

 このような取り組みは、子どもたちの「やってみたい!」、教師の「子どもたちに体験させたい!」という思いが、フードハブと連携することによって形となり、実現したものです。子どもたちは、栽培の面白さや大変さ、収穫したものに手を加えて形を変えることの楽しさ、作ったものに価値がつく喜びなどを味わいました。また、取り組みの中で出会った人とのつながりの中で、地域の人々の優しさや知恵、生き方なども学ぶことができました。

これからも、子どもたちのキラキラ輝く「やってみたい!」を、一つでも多く実現させていきたいです。

神領小学校教諭  篠田 真理

この日誌を書いた人

樋口明日香

食育係
樋口明日香 (ひぐち あすか)

食育係/白崎茶会認定パン先生。徳島市出身。 神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年に地元徳島に戻り、フードハブに出会う。保育園から高校までの子どもたちの食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる地産地食」を模索中。一番好きな食べものは、みそ汁。

その他の活動

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