つなぐ農園奮闘記 2018年7月(渡邉)
お米は日本酒に、麦はビールやパンになる。

つなぐ農園育てる

 農園係の渡邉です。田植えお疲れさまでした!!ようやく終わりました。と同時に水管理が始まりました。すでに何カ所か水を切らしてしまい草が生え始めていて焦っています。今回お米2年目で多少は前回の経験を活かせるかな?と思っていましたが全然ダメですね。独り立ちをするのはまだまだ先の話になりそうです。

 今年は新たに〝アキサカリ〟と〝日本晴〟が増え、〝ヒノヒカリ〟と〝もち米〟の4品種を植えました。去年水不足で遅れに遅れた田植えですが、今年は白桃さんに無理を言って苗立てを早くして適期に植えることができました。水が豊富にある今年は田んぼの準備がしやすかったです。

日本晴を田植えした田んぼで駆け回る子どもたち。

去年とはまた違う忙しさもありました。私は今、お米、麦、果樹(すだち、キウイフルーツ)の担当をしています。この四品目の作業が見事に重なりました。あれやってこれやってで見落とすものもあり、焦るたびに白桃のシゲさんに助けてもらっています。本当にありがとうございます。そして新たな助っ人も登場しました。その名もせっちゃん。今は週2で手伝ってもらっていますが、ものすごいスピードで仕事をします。長年農業に関わってきた人はすごい。置いていかれないように必死です。

 去年は農業一年目で何もかもがうまくいかなかったです。何もわからずただ日々の忙しさに忙殺されていたときに思い浮かんだ言葉は「暗中模索」。今年は少しずつ前を向いて進めているんじゃないかと思います。まだまだ新米で助けてもらって前を向けている状況ですが…。

 今年、日本酒ができました。ただ自分が育てたお米と胸を張って言えるような状況でなくあまり実感がわきませんでした。

日本酒「神山の味2017」初しぼり試飲会

 今年は「自分が育てたお米です」と言えるような気がしていて、来年の「神山の味2018」がとても楽しみです。もちろん今回田植えを手伝ってくれた皆さんのおかげですが!

日本酒「神山の味2018」のお米「日本晴」の田植え。

 そして〝KAMIYAMA BEER PROJECT〟も始まり神山の地ビールが出来ました。フードハブプロジェクトが育てた小麦を使用したビールも作って頂きました。この前のオープニングパーティーで飲ませていただきましたが、とっても美味しかった!去年の麦の収穫がものすごい大変だったのを覚えています。飲まれた方の感想で「干し芋の味がする。お日様がたくさん当たった味がする」と言ってもらえたのが嬉しかったです。

 今年の麦の収穫も終わりました。雨の合間で急いで収穫しました。コンバインで刈り取ったので去年より増えた面積でも大丈夫。来年はもっと面積が増えていく予定です。

マシントラブルのため、昭和25年にできた唐箕(とうみ)を使って作業する。(手回し)

かま屋、かまパンでもいろいろなモノに姿を変えていっていて、それを近くで見れることはとても贅沢なんだなと改めて思います。その人達を思い浮かべて育てたらもっともっと楽しくなっていくんだろうな。この一ヶ月間は忙しくて忙しくて余裕なんて一切なかったですが、すこし落ち着いた今振り返ると頑張ってよかったなと思います。まあ無事収穫出来てからそれを言えって話ですが。

去年は暗闇でしたが一筋の光が見え始めました。それはみんなの喜んでくれる顔なんだと思います。

身体を労りながら楽しんでいけたらいいなと思います。みなさんも身体に気を付けて夏を乗り切りましょう。

この日誌を書いた人

渡邉啓高

農園係(米・麦・果樹担当)
渡邉啓高 (ひろたか)

農園係/DIY係。神奈川県出身。ダンサー。新規就農者。2015年に神山に移住。自然と遊ぶ生活を楽しみながら日々を過ごす。農業はエンターテイメント。

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