神山でつなぐ・つながる 5年生の「お米プロジェクト」④田植え

つなぐ授業レポート食育

茂さん(FHP農業指導長)が20年以上前から毎年続けてきた小学校5年生の田植え。フードハブが一緒に取り組むようになって3年目を迎えました。今年の5年生も、6年生から受け継いだもち米の種を選別し、種まきをし、田植えの日を迎えました。

参加したのは神領小学校と広野小学校の5年生の児童、合わせて23名です。

田んぼ

これまでは小学校の前にある田んぼでもち米を育てていましたが、今年度から神山町役場の駐車場前にある田んぼを使わせてもらうことになりました。

田植えをするのは5年生。

ですが、その前に、4年生がこの田んぼで思いっきり泥んこ遊びをしましたよ。

田んぼと仲良くなってくれたかな〜。

来年の田植えも今から楽しみになったり、するかもね。

手で植える

今回の田植えはまず手で植える昔ながらの「田植え」を体験します。

「まっすぐ植える」ために、子どもたちの前にはロープで印がつけられています。ロープを動かしながら一斉に植えるので、合図が必要。

苗を植えるたびに

「はい!」

っていう威勢のいい声が響き渡りました。

ここら辺まで植えるのに1時間くらい。子どもたち、よくがんばります。

機械で植える

残り半分は、田植え機に乗って植えていきます。

田植え機を運転するのは、白桃茂(FHP農業指導長)

機械を使うことによるメリット、体感できたかな。

場所柄、行き交うおとなたちが子どもたちの田植えの様子を見ながら声をかけてくださったり、知っている人に会ったり、賑やかな田植えになりました。

子どもたちは毎日観察できませんが、人の出入りの多い役場の横で、より多くの方に見守られて育っていきそうです。

草取りも一緒にできるといいな。

お手伝いいただいた地域の方々、どうもありがとうございました!

つづく。

この日誌を書いた人

樋口明日香

NPO法人まちの食農教育
樋口明日香 (ひぐち あすか)

前フードハブ 食育係。徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブに参画。2022年3月より現職。まちの小・中学校、高校、高専の食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる学校食」を模索中。 https://shokuno-edu.org/

その他の活動

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