2018 下分保育所の野菜づくり①

つなぐ食育

保育所の先生方にお声がけいただき、今年度も野菜づくりのお手伝いをさせてもらうことになりました。(昨年度の取り組みの様子はこちらから。)フードハブがかかわる前から、園では野菜を育ててカレーづくりをしたり、果物でジャムを作ったり、「育てる」「つくる」「食べる」活動を取り入れた保育をされています。

先生方と相談した結果、今年度の「育てる」活動では「園の行事で食べるもの」「イベントで食べるもの」に目標を設定し、野菜の種類を選んで育てることにしました。

下の表が今年度の「育てる」活動のカレンダー(予定)です。

保育所の野菜づくりカレンダー

 

神山町にある下分(しもぶん)保育所。

新緑が眩しいたくさんの木々に囲まれたこの場所は、保育所の建物がある場所から階段で降りた場所。下には川が流れていて、反対側には砂場や広い芝生広場が広がっています。

5/24 土に栄養を入れよう

野菜づくりに必要な土づくり。農業長と食育係(わたし)の2人で作業をする予定でしたが、保育所の先生方に伝えたところ「園児も一緒にできそうなことがあったら側で見ながらやってみます」とのこと(うれしい)。

それで、一緒に土づくりをしました。

農業長と4歳児と5歳児クラスの子どもたち。

まずは、畑になる場所に肥料をまく。ただし、さつまいもや大豆を植える場所は、肥料をまかなくても大丈夫。肥料が必要な野菜と、そんなに必要じゃない野菜、野菜にもいろんなタイプがあるんだってこと、わたしは今の会社に入って、野菜係の千恵さんや農業長と一緒に活動している中で知りました。

この日は土づくりをして終了。

6/4 苗植え

園児たちが来る前に、農業チームが準備をしてくれました。

FHP農業研修生:松本

左:松本 右:白桃(FHP農業長)

ちょうど準備が整ったタイミングで園児たちが元気に挨拶しながらやってきました。

「なんの野菜かわかるかな〜」

すごかった。

百発百中。

用意しているすべての苗、なんの野菜か言い当てました(!!)。

(大人も負けてられないな…)

ひとり1苗ずつ、植えていきました。

 

おおきくなりますように。

おいしいおやさいができますように。

水もたっぷりやって、苗植え(前期)は完了。

きゅうり、ミニトマト、ピーマン、かぼちゃ、スイカが植わりました。

お水をたっぷり欲しがる野菜があるので、水やりがんばってほしいな。つづく。

この日誌を書いた人

樋口明日香

NPO法人まちの食農教育
樋口明日香 (ひぐち あすか)

前フードハブ 食育係。徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブに参画。2022年3月より現職。まちの小・中学校、高校、高専の食と農の取り組みにかかわりながら「みんなでつくる学校食」を模索中。 https://shokuno-edu.org/

その他の活動

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