2018年5月5日(土)
神領小学校2年生 「ミニトマトを育てよう」②土づくり&苗植え
2018年度の「食育」授業、始まりました。
スタートは2年生のミニトマトづくりからです。前回は、みんなで「ふかふか肥料」を作りました。
今回はその肥料を土に入れ、ミニトマトの苗を植える活動です。(前の活動は ①肥料づくり にまとめまています。)
今回の土づくりとミニトマトの苗植えの様子をレポートします!
土づくり
農業における土づくりは、とても大事な工程。2年生がみんなで作った肥料は、5年生が育てた米ぬか、籾殻に、油かすやEM菌を入れて発酵させたもの。(詳しくは、前回の活動日誌に書いています。)
この肥料を土に入れ、ミニトマトが育ちやすい環境を整えます。
肥料をまいたら、今度はそれを土に混ぜていきます。昔は手と道具で土を耕していたんだけれど、今は機械があります。
「こまめ」はあっという間に肥料と土を混ぜてくれる機械。
「やってみたい人?」
って尋ねると、全員が手をあげました。農業長サポートのもと、順番に「こまめ」で耕運を体験しました。
これでミニトマトの土づくりは完成。
やっと、苗が植えられます。
ミニトマトの苗植え
今回の野菜づくりは「ミニトマト」に限定して育てることにしました。
「ミニトマト」にはたくさんの種類があることを伝え、5種類の苗の中から好きな苗を選んで植えます。
ニラの役目
ミニトマトだけではなくて「ニラ」を一緒に植えるといいよ!という話を聞きました。
ニラを一緒に植えることで「病気になるのを防ぐ」らしいのです。これはわたしも初めて知って驚いた事実。担任の篠田先生も、そして校長先生も初めて知ったとおっしゃっていました。
自然の仕組みってよくできている。知れば知るほどおもしろい。
藁(わら)マルチ
苗を植えたあとは、藁マルチの出番です。
この藁は、肥料の米ぬかや籾殻と同じく、5年生が育てたもち米の稲藁。土の上にかぶせることで、土の乾燥を防ぐ役目と、雑草が生えてくるのをおさえる役目を果たしてくれます。
水やり、たっぷり。
あとはみんながお世話をしながら大きく成長するのを見守るだけ。どうか、たくさん収穫できますように!
子どもたちの記録から。
子どもたちと一緒に活動した情景が目の前に浮かんできます。100個収穫できるといいね。
今年度の2年生は、昨年度、1年生の時に「冬野菜づくり」をして育てた野菜を一緒に作って食べた子どもたちです。
2年連続で「育てる」活動を一緒にできてとてもうれしかった!昨年度はビニールハウスで葉野菜を育てたけれど、今年度は露地栽培。さらに「肥料」もみんなで作りました。同じ「育てる」活動でも方法が異なります。学校の目の前の畑なので、毎日観察することもできます。
子どもたちの頭の中には、どんな景色が描かれていくのでしょうか。
わたしが小学校に勤めていた時も、ミニトマトの栽培だけは大成功した記憶があります◎夏休み中収穫し続けたトマトを冷凍しておき、9月にみんなでトマトジュース作って飲んだ思い出が懐かしい…。トマトが嫌いな子もなぜか飲めたんですよね。
今年度の神領小学校の2年生のミニトマト、収穫の日が待ち遠しいです。
大学生ボランティアスタッフ募集しています!
このような食育活動をお手伝いいただける大学生を募集しています。一緒にその場で見てみたい、子どもたちとかかわりたい、まかないが食べたい…などなど動機はなんでもOK。興味を持ったかたは下記サイトのお申し込みフォームに入力してお送りください。一緒に楽しく、おいしく、活動しましょう!