キウイフルーツ

ちえちゃんのあんな野菜、こんな野菜育てる

中国原産の、マタタビ科ツル性植物。ニュージーランドに種子が渡り品種改良が進められ、1950年頃から世界各国で食べられるようになりました。
果皮が鶯茶色に変わり果実がかたい状態で収穫されるのは、霜の降りる前の12月!冬は日本、夏はニュージーランドから輸入され、一年中食べることができるんですね。

キウイの輸入量が年々増え、人気の果物になってきた訳は、美容と健康に良いとされる豊富な栄養成分!キウイ100gあたりビタミンCの含有量はトップクラスで、みかんの2倍以上。風邪の予防や疲労回復、肌荒れに効果があります。食物繊維はバナナの2倍以上。免疫がきちんと働くよう、腸内環境を整えてくれます。貧血予防の葉酸や、動脈硬化を防ぐビタミンEなど、。カロリーを抑えながら豊富な栄養素を摂取できることから、高栄養密度フルーツとも呼ばれています。

一方で、キウイに含まれる「アクチニジン」と呼ばれるタンパク質成分を少量でも摂取すると(食べる量が問題ではない)かゆみや腫れの口腔アレルギーの症状が出る人もいるので、注意してくださいね。
硬めのキウイは、りんごと一緒に入れておくと追熟が早く進みます。やや固めの時はさわやかな酸味でトマトのよう。完熟した時はとろっとまろやかな甘酸っぱさ。あなた好みの食べ頃があるはずです!

お料理にも一緒にどうぞ。肉や魚料理と一緒にとると、消化が促進されて胃もたれを防いでくれます。サラダに混ぜるのもおすすめ。種のつぶつぶ食感とやさしい酸味が新鮮です。また、寒さ凍みる日はジャム作りを楽しもう。つなぐ農園のキウイは、無農薬・化学肥料不使用なので、おやつにと一緒にどうぞ。透明感ある緑色に、春待ち遠しくなりますね。

キウイは乾燥や寒さに強く、農薬散布をしなくても栽培ができるので、家庭菜園にも向いています。雄株と雌株があり、一緒に近くに植えてください。蔓性で棚を作る必要がありますが、蔓がつたい木陰を作るようになれば、お庭が楽しくなると思います。おすすめの品種は「ヘイワード」。甘みと酸味のバランスが美味しいです。貯蔵性がよく日持ちするので、買い置きしても長期間味わえます。

そしてつなぐ農園でも去年からキウイを作りはじめました。品種はヘイワード。
甘くて、酸っぱく、さわやかな味。貯蔵性がよく日持ちし、買い置きしても長期間味わえます。
(詳細はECサイトのこちらのページをご覧ください。)

柑橘類だけでない、冬の果物。キウイの魅力を知って、食べて、元気に過ごしましょう!

この日誌を書いた人


nakaniwa@foodhub.co.jp ()

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