かぶ

ちえちゃんのあんな野菜、こんな野菜つなぐ農園育てる

ころころとして、とてもかわいい。収穫したくなる、料理したくなる野菜です。地中海沿岸原産のかぶの、日本への由来は古く、奈良時代。持統天皇が五穀を補う作物として栽培が推奨されたことから、各地の風土にあった在来種が多く残されていて、その数は80品種以上。

世界的にみても、日本はかぶの品種発達の中心のようです。春の七草の「すずな」はかぶのことで、消化がよく、胃腸に優しいのですね。古くから大事にされてきました。またビタミンCが豊富で、風邪の予防にもなりますよ。

さて、この秋冬は5種類育てています。

・はくれいかぶ(白)みずみずしく甘くてびっくり、サラダに。

・みやまこかぶ(白)昔ながらのカブで、優しい自然な味わい。

・サラダ紅かぶ(赤)中まで赤みがさして、漬けると美しい。

・みやまこかぶ(白)昔ながらのカブで、優しい自然な味わい。

・あやめ雪かぶ(紫と白)ぎゅっと詰まった肉質が旨い。色合いが可愛い。

・金かぶ(黄)煮込むと甘さ倍増、ほろっとした食感。

それぞれに味わいが全く違い、品種の特徴を生かした使い方をしてみるのも面白いです。

周年で栽培出来ますが、一番美味しくなるのは晩秋から冬。寒さ厳しくなるにつれ、どんどん甘みと旨味が増してゆきます。季節によって変わりゆく味をお楽しみくださいね!

かぶ油揚げピリ辛炒め

この日誌を書いた人


nakaniwa@foodhub.co.jp ()

その他の活動

前へ次へ 閉じる